サステナブルフードとは?サステナブルフードの意味は?

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サステナブルフードとは?

サステナブルフードのサステナブルは「持続可能な」の意味です。サステナブルフードとは持続可能な地球環境や人間社会に貢献する食品や食料などです。

サステナブルの言葉の意味や詳細はこちらが参考になります。

具体的には以下のような地球環境と人間社会と経済を持続可能な仕組みにより解決解消していく取り組みです。

サステナブルフードが解決を試みる課題の代表例

動物食による地球環境問題

大型家畜を育てるためには、多くの水・大量なエサ・広大な土地が不可欠です。そのために水資源を大量に消費し、エサとなる食糧を作り、森を伐採して土地を確保することになります。その結果、水資源の枯渇や食糧不足による飢餓問題、砂漠化などの原因となっているとも言われています。

食糧不足問題

発展途上国を中心に世界の人口は急激に増加しており2050年頃にピークを迎えると予測されています。エネルギーや水資源とともに食糧の不足も危ぶまれています。家畜を育てるためのエサとなる植物確保に土地や資金が割かれ、発展途上国に必要な食糧が供給されていないという指摘もあります。

フードロス(食品ロス)問題

発展途上国などで食糧が足りず飢餓に苦しむ人達がいます。その一方でまだ食べれるのに廃棄したり、規格外というだけで廃棄されたり、この不均衡が問題視されています。特に日本は世界でもトップクラスのフードロスの多い国なので、取り組む価値が高いです。

農林水産省によると年間2,550万トン廃棄し、そのうちまだ食べられるのに廃棄した量は612万トンに達しました(2016年推計)。

日本人一人あたりのフードロスの量は年間48kg。これは日本人が一日に茶碗一杯を捨ててることになります。

さらに廃棄するにもエネルギーを消費したりサステナブルではなくなってしまします。

違法漁業・過剰漁業問題

世界中で人口が増加し食糧問題に直面します。しかし海の魚介類などの量には限界があります。再生可能な限界を超えるような過剰漁業や乱獲する違法漁業が問題視されています。

不適正な取引価格による発展途上国の労働環境悪化

不当な取引価格によって発展途上国の生産者の給与などが低かったり支払われなかったりする問題があります。また生産性を高めるために必要以上の農薬を使ったり、それによる環境破壊や生産者の健康被害も懸念されます。

河川や海洋汚染の問題

野菜などの食糧を生産するために肥料が投下され、その肥料が河川へと流れ付近の湖沼およびその下流などの水質が富栄養化してしまう問題も食糧を作る弊害の一つで食の問題の一つです。水が富栄養化することにより水が酸欠状態となりヘドロの堆積や赤潮や青潮の原因にもなります。

サステナブルフードの取り組み事例

フェアトレード

現在ではフェアトレード(公正公平な取引・貿易)またはオルタナティブトレードという生産者の生産や労働に見合った価格で継続的に取引し、立場の弱い生産者の労働環境や生活を守ろうという取引や貿易です。

サステナブルレストラン

地球環境はもとより労働環境や人間社会に配慮したレストランをいいます。食材がどうやって誰に作られどのように取引されたものを選び、飲料、食事や調味料を提供し、フードロスなどの課題にも取り組みます。

日本では2019年日本サステイナブル・レストラン協会(SRA-J)が立ち上がりました。

サステナブルレストランを格付けするイギリスのNPOサステイナブル・レストラン協会(SRA)がいよいよ日本でも動き始めました。

サステナブルシーフード

サステナブルシーフードとは海洋環境や漁獲量に配慮した漁獲方法でとられた魚介類のことです。また減少している魚介類の代替の魚もサステナブルシーフードと呼ばれます。

サステナブルシーフードには国際機関GSSI(Global Sustainable Seafood Initiative)「世界水産物持続可能性イニシアチブ」という認証機関があり、基準を設け認証をしています。

サステナブルシーフードの認証には、「MSCラベル(海洋管理協議会)」は「天然」の魚介を対象にした認証ラベル。もう一つは「ASCラベル」で環境や社会に配慮して「養殖」した魚介を対象にした認証ラベルです。

魚介類をよく食べる食文化を持つ日本では、残念ながらまだ認知も低く普及するに至っていません。

サステナブルフードのまとめ

世界ではサステナブルフードについて様々な活動が始まっています。日本では例えば「オーガニック食品」を消費するのは一部の健康意識が高い人や富裕層といった具合で、まだまだ地球環境や社会問題を意識して消費している人は少ないのが現状です。何を消費するか選択することによって、私達の未来をも選択しているということを意識しなければなりません。

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