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【2021年度】再生可能エネルギー新電力会社比較一覧(再生可能エネルギーとは)

エネルギー
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再生可能エネルギーとは?

再生可能エネルギーとは何か?種類・メリット・デメリット
再生可能エネルギーとは 再生可能エネルギーとは、自然の力を利用して発電するエネルギーのことを指します。太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどがあり、これらは自然界に無尽蔵に存在し、使い切ることがないため「再生可能」なエネルギーと呼ばれま...

再生可能エネルギーとはエネルギー源として永続的に利用できる、風力・水力・太陽光・太陽熱・地熱・バイオマス・大気中の熱その他自然界に存在する熱などを言います。これは「エネルギー供給構造高度化法」に定められ定義づけされています。

文字通り何度でも繰り返し使えるエネルギーで枯渇しないエネルギーを指します。また自然エネルギーなどとも呼ばれています。

特徴としては、国内でエネルギーを確保できることがあげられます。現在日本ではエネルギーは海外からの輸入に9割も頼っています。

日本の発電電力量に占める再生可能エネルギーによる発電量の割合は約16%。欧米先進国と比較すると立ち遅れていることが分かります。また将来的に目標年や目標値を欧米と比較しても日本は今後もあまり注力する予定はないことが分かります。

画像:資源エネルギー庁 より

FIT制度(固定価格買取制度)とは?FIT電気の環境価値とは?

FIT制度(固定価格買取制度)とは、2012年から始まった制度で再生可能エネルギーを普及する狙いがあります。再生可能エネルギー発電所から電力会社が買い取る際、消費者である各世帯から徴収される「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」で支払われます。

画像:資源エネルギー庁 より

FIT制度で買い取られた再生可能エネルギーによる電気は2つの価値に分類できます。一つは従来からある電力で、「電灯をつける」など普段使っている電気のことです。もう一つは「環境価値」と言われるもので「温暖化ガスを排出しない」とか「地球に優しい」などの環境に配慮された価値です。

消費者は既に「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」を支払っているので電力会社はFIT電気を販売する際には環境価値を明示することができません。

新電力会社比較一覧

電力会社名対象プラン契約可能地域特徴
ハチドリ電力スタンダードプラン・オール電化プラン沖縄・離島を除く全国非化石証書を使用し再生可能エネルギー100%でCO2排出量ゼロ。

電気代の1%を社会貢献活動に寄付。

自然電力SE100・SE30・SE Debut沖縄・離島を除く全国料金プランが市場価格連動型。

プランのSE100・SE30・SE Debutのそれぞれ再エネ率100%・30%・3%で非化石証書使用。

GREENa(グリーナでんき)スタンダード・RE100プラン東北・関東・中部・関西CO2排出量ゼロ。発電所の選択も可能。

再エネ(FIT電源含む)27.2%、常時バックアップ2.0%、卸電力取引所ほか70.8%(2019年度実績)。

Looopでんきおうちプラン離島を除く全国基本料金0円。

再生可能エネルギー2%、卸電力取引所45%、 FIT電気11%、その他42%です。 (2019年4月1日から2020年3月31日までの実績値)。

ミツウロコでんき従量電灯・シングル応援プランほか沖縄・離島を除く全国FIT電気20%、再生可能エネルギー10%で非化石証書使用せず。
ソフトバンクでんき自然でんき全国基本料金0円。

非化石証書を使って再生可能エネルギー100%CO2排出量ゼロ。

みんな電力スタンダード・プレミアム100東北・関東・中部・関西・四国・九州プレミアム100は約8割を再エネ約2割をFIT電気で非化石証書を使い100%自然エネルギーのプラン。

ハチドリ電力

2020年4月に株式会社ボーダレス・ジャパンが立ち上げた電力会社。料金プランは「スタンダード」と「オール電化」の2つ。非化石証書を使用し再生可能エネルギー100%でCO2排出量ゼロ。電気代の1%を社会貢献活動に寄付している。

自然電力

2011年6月福岡で設立。料金プランは市場価格に連動し料金単価が決定する。プランは3つありSE100・SE30・SE Debut。それぞれ再エネ率が100%・30%・3%で全て非化石証書を使用。支払った1%が新たな自然エネルギー発電所の増設に使われる。(下のバナーから自然電力公式サイトへ移行)

GREENa(グリーナでんき)

2020年9月設立。プランはスタンダードとRE100プランがありいずれもCO2排出ゼロでスタンダードは自然エネルギー(FIT電気)50%を計画。RE100プランはグリーン電力証書を使用し自然エネルギー100%を実現。

Looopでんき

2011年4月設立。基本料金0円の「おうちプラン」が人気。環境価値を付与したプランはない。

ミツウロコでんき

2000年3月設立。料金プランは大手電力のような「従量電灯」や少人数用の「シングル応援プラン」などがある。20%がFIT電気・10%が再エネ・残りはLNGや石油石炭などで構成され非化石証書などは使っていない。

ソフトバンクでんき

2017年2月サービス開始。料金プランは「自然でんき」のみで基本料金0円のシンプルなプラン。非化石証書を使用し再生可能エネルギー100%でCO2排出もゼロ。

みんな電力

2011年5月設立。「顔の見える電力」というコンセプトの新電力。料金プランはスタンダードプラン、プレミアム100プランがある。プレミアム100は約8割を主に風力発電の再エネ、約2割をFIT電気で非化石証書を使い100%自然エネルギー。スタンダードは約75%が自然エネルギーで非化石証書を使っていない。

 

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