中小企業のSDGsを加速させる

SDGs認定とSDGsバッジ(SDGsを認定する機関てある?SDGsバッジの手に入れ方)

企業・経営
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企業や団体をSDGs認定する機関はあるのか?

企業や団体を例えば「SDGs企業」や「SDGs団体」などとお墨付きを与えたりする機関はありません。ただ一般社団法人SDGs協会は、「協会独自の認定」をしていますが、その審査基準やメリットなどは明らかにしていません。

また、カイロプラクティックなど整体の資格を付与する事業を行う一般社団法人 全国専門能力検定協会はSDGs認定を付与するなどの事業を行っています。

認定を行っている行政もあるようです。例えば横浜市では「SDGs認証制度”Y-SDGs”」を実施しています。対象事業者は「市内外の企業・各種団体・NPO法人・市民活動団体等」とあります。また認証を受けるメリットについても公開されており、認証にかかる手数料は無料です。

外務省は「後援」「協賛」等を意味するものではないと表明していますが、外務省のページにSDGsに関する取り組みをしている日本国内の企業・団体を紹介しています。この外務省のページに掲載されるメリットはある程度の信用とSDGsに取り組んでいるPRになります。

外務省(SDGs取組事例)ページへ掲載する方法

ガイドラインを確認のうえ、必要書類等を整え以下の連絡先に送ります。以下は財務省のページ (現在終了)及びPDFより抜粋。

JAPAN SDGs Action Platform に SDGs 関連団体のリンクを掲載する際の ガイドライン

JAPAN SDGs Action Platform において SDGs 関連団体等のリンク掲載するページ は,下記の項目に当てはまるものとする。

1 「SDGs 達成に貢献することにコミットしている」旨宣言。

2 SDGs 達成に関連する具体的な取組の内容(経営戦略や計画,個別事業,プロジ ェクト等)を何らかの形で明記。

3 日本の「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」における優先8課題又は SDGs における17ゴールのうち,どの優先課題目標に貢献するものであるかを明記 (双方について言及があるとなお良い)。

4 同ページに掲げる取組には,進捗状況を測る指標を期限とともに掲げ,指標に基 づいて取組を定期的にレビューすることが推奨される(そうした指標の記載がな い場合であっても,リンクの掲載は可)。

5 なお,以下のような団体が運営するサイトについてはリンク先として掲載しない こととする。

(1)公益性が乏しい団体
(2)政治団体,宗教団体及びそれらに類した団体
(3)公序良俗に反する団体
(4)我が国の外交に寄与するとは認められない活動を行っている団体
(5)その他,外交上不適切と認められる団体

参照:PDFデータ

申請に必要な書類等

  1. リンク掲載を希望するページのURL(公開中のページに限る)
  2. 定款若しくはそれに準ずる書類(規約,会則,寄付行為等)
  3. 役員名簿
  4. 沿革及び事業実績,活動内容等が分かる資料

以上4点を揃え,下記連絡先メールアドレスまでご応募下さい。

(注)ご応募はメールでの提出をお願いいたします。データ容量の大きい資料につきましては、メール添付が可能なサイズに縮小して下さい。

注意事項

  • 本リンク掲載は,各企業・団体のSDGs達成に向けた取組を紹介したページを対象としております。
  • 本リンク掲載は弊省の「後援」「協賛」等を意味するものではございません。
  • 内部審査のため,掲載までに4週間程度お時間をいただいております。
  • ご応募いただいても掲載を確約するものではございません。審査の結果,ホームページの内容にガイドライン上の不足がある等の事情で掲載できかねる場合もございますこと,予めご了承ください。

お申込・お問合せ先

外務省国際協力局地球規模課題総括課 SDGsアクションプラットフォーム担当
E-mail:sdgs.secretariat@mofa.go.jp

SDGsバッジとは

画像:国連開発計画 より

よくスーツを着た人が襟などに付けているレインボーカラーのSDGsバッジを見ますよね。

このバッジを付けるのに何か決まりがあるのでしょうか?特に付けていい人いけない人などありません。SDGsバッジはネット通販されています。

つまり誰でもSDGsバッジを購入して付けることができます。

SDGsバッジの入手先

SDGsバッジは国連や国連関連機関などで購入することができます。

【国連公式ショップ】

10個セットで35ドルで売られています。日本円に換算すると1個あたり382円です(価格と為替は編集時)。

画像:国際連合 より

【国連開発計画(UNDP)】

価格は1個7.99ドル。日本円だと872円(価格と為替は編集時)。

画像:国連開発計画 より

これらSDGsバッジの正規品は国内で許可を得て販売している業者もいます。「SDGsバッジ  正規品」と検索するとたくさんのSDGsバッジの正規品が売られているのがわかります。だいたい1個あたり1200円前後で売られているようです。

その他、正規品ではないSDGsバッジは国内のバッジ製造会社などが独自のデザインや生産をして販売しています。

SDGs認定とSDGsバッジまとめ

SDGs認定とは、企業や組織がSDGsに取り組んでいることを認定する制度です。しかし、現在のところ、SDGs認定を行っている公式な機関はありません。

SDGsバッジとは、SDGsに取り組んでいる企業や組織が、その取り組みを示すために使用するバッジです。SDGsバッジは、誰でも購入して使用することができます。

SDGs認定とSDGsバッジは、SDGsの普及と推進に役立つツールです。しかし、SDGs認定やSDGsバッジを取得するだけで、SDGsに取り組んでいるとは言えません。企業や組織は、SDGsの目標を達成するために、具体的な取り組みを行っていく必要があります。

このページでは、SDGs認定とSDGsバッジについて解説しました。SDGsに取り組む企業や組織の参考になれば幸いです。

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